この歌の抒情性と物語性は、当時、流行っていた歌謡曲の俗さからは離れた位置で尖塔のように想えた。1962年。安保闘争の頃。「アカシアの道」を見たとき、もちろんこの名曲を連想した。が「・・・がやむとき」ではなく、「・・・にうたれて」と想い出した。当初から誤って記憶していた訳じゃない。仕方がない物忘れをする年代に入ったのだ。原作は近藤ようこ、日常的な身近な生活の何気ない怖さを描く漫画家。シンプルな描線と白さの目立つ画面が特長。
映画では記憶喪失の推移と、関わる周囲の困惑とこれからの対処する「道」が描かれる。キャストをみて夏川結衣、りりぃ、「青い鳥」の連想で、子供時代は?、鈴木杏?ではなかった。誤認より外れのほうがマシ!顔が違うでショ!
怖さは、真実に迫るからだ・・・と思う。(2007年5月16日記)。

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