2011年9月17日土曜日

第一関門

《1982年9月17日(金)》                                           
概ね、2ヶ月を費やしてやっと自動車学校を卒業することが出来た。まずまず、早いほうだと思うが、教習専業なのだから、もっと早くても当然かもしれない。
この経験は大きい。いま気分が、のんびりして悠々としていられるのは、ひとまず解放されたからであり、たとえ本試験があり、就職という関門があるにせよ、所謂、一般的な通り道を経たという体験は大きい。とにかく高校ぐらいまでは、喜んで勉強にうちこんでいるのは半分もなかった筈であり、団体という中で訓練されることの辛さを十分感じていた。しかし社会へ出てからというもの、他人はともかくぼくは殆んどが好きなことを、やってきた。好きな仕事にありつくために、準備したり、好きなデザイン・スクールに通ったりであった。すべてが勝手気ままな行為であったと思う。精神もそれに付随した。自由であり得たわけだ。ところが、自動車教習は、必要性はあるにせよ、不可欠のものではない。だから取得年令を20年も放置していたのだ。特別の不便も感じなかった。そうした抵抗感を持ちながら、不惑の心に努めて、生徒に徹した。若もの気分は横溢し、毎日躊躇しながらクルマに乗った。だから、ぼくにしては異常に近い体験だったと言える。
ああ、疲れました・・・・・・
というところ。
こんどは、千葉市まで赴いて本試験。

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