2010年4月26日月曜日

意欲作?

《1970年4月27日(月)》
宮間利之とニューハードの「パースペクティブ」を聴いた。
「直立猿人」はC・ミンガスのオリジナルで有名。  ここでは前田憲男が編曲している。オーケストラなので原曲よりも迫力がでている。 短くまとめたのは、LP自体の制約であろうか。(CDはまだない時代)   「振り袖は泣く」山木幸三郎のオリジナル。  テーマが日本的な かわいさが出ていて 小さくまとめられた感じ。  実際は、10分ぐらいで もっとモーダルに発展させてもらいたい。

 「アフリカ」はコルトレーンオーケストラと同じ楽器群であるのは不利である。 高見 弘の編曲もまともすぎて、フリーブロウの場を作ったのは、如何にも今日的であるという観念を加えたにすぎない。  エリック・ドルフィ編曲のコルトレーンのソプラノで始まる原曲には(?当然)かなわない。  ニューハードのソプラノ[市原宏祐]が悪いとは言えないが、ソプラノを使用する意味がないのではないか。  コルトレーンの場合はオリジナルだが、カバー他では、それ以上の新しさを生まなくてはならない。 テナーサックスで演じた方が、またはアルトとかの方が良かったかと思う。  そしてもっと野性味を出して欲しかった。

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