「素顔のままで」を見た。これだけだと判断に迷う。デミー・ムーア主演とまで出しても、原題からは曲解しかあり得ない、まさにB級を連想させる、タイトルの暴走だ。原題の意味シーン連続はおまけとしてもかなりおもしろ痛快なのは事実?と思うが、事件の発端が、そして中枢への絡みようが、大蛇の道を越えた“とぐろ、う”で、B級を証らしめた。それでも喝采。ダンス場面はアニー・レノックスの歌声が気勢をあげてフィチュアーされている。 2日前に「完全犯罪クラブ」を見た。これも邦題はペケもん。だがサンドラ・ブロック、これこそ素顔を見せているような、モノ・クローム状の刑事になっている。心理的軋轢の中で、トラウマを抱え、その奇行とのバランス感覚は高校生の純真?犯罪の刹那に食らいつく執心。 2作品とも、リラックスして見られたと言う印象。 デミー・ムーアとサンドラ・ブロックに改めて、執着。 (2008年4月3日記)。

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