2010年4月17日土曜日

好きなモノ

は、ジャズなのに何故か食指を動かすものに、この頃出会えない。アンテナが古くなったせいなのかと自問自答してみるが、図書館でスイングジャーナルを借りて、レビューを読んでみても、以前のような刺激にぶつからない。やはりアンテナの寿命なのかなどと勘ぐってもみる。 それは不確かながら、沈滞期に業界が淀んでいるとしか思えない。M・オンプラスやら、ミュージックシャワー、&MTVとポップス系のケーブルテレビの多彩な拡がりから推して測ると、ジャズの展開のあり方が、鈍行でニュースターの窓口さえ営業の厳しさから狭き門になっている。ちょっとこの間まで、踊れるジャズのような70,80年代(当時、日本では)には見向きもされなかった傾向のものに脚光を浴びせたのが単なる流行であるかのような身変わりだ。そしていつもの如くのスタンダード中心だ。B級というジャズがあっていいんだ、自分の好みで擁護したい。  Turbulent60179 ・・・で、今年になってからずっと映画をみている、洋画を多く。地上波には絶対乗りきれない類が多々あるのが確認できる。しかも評価の乏しいものや知られざるものがプログラムを埋めている。邦画も含めてそのケーブルテレビの雑多なアピールに接すると、ジャズの咆哮や絶叫が薄らいで聞こえてしまう。前衛とかフリーとかで喧々ごうごうの時代があったことを忘れずにふり返りたい。「題名のない音楽会」で佐渡裕さん率いるウインドアンサンブルが素晴らしい鳴りを誇るも、O・コールマンの「ブロークン・シャドウズ」の泣きの影で垂れるのがせいぜい、凄さとか、本ものとか、あらゆるジャンルで行方の末を追っている。《2008年4月15日記》。

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