去年は桜に接する時間を暖かい花見で味わった気がするのに、何故か今年は前後を、寒の戻りと春の嵐で挟んでしまって、自身は出かける気持ちを削がれてしまった。ま、単なる出不精というのかも知れない。世間は花冷えの頃、「バーバー吉野」とか「旅の贈りもの・0:00発」とかで癒し、和みの世界を見わたした。見わたせたかどうかは?で、“もたいさん”ばかりって感じがする「・・・・吉野」も、“とくながさん”に頼った感がある「?風町」(旅の贈りもの・0:00発)も、風情と旅情と人情の情緒に流された、レトロの溜まり場に堕している。救っているのは、前者が子供たちであり、後者は大滝秀治さん、樫山文枝さん、梅津栄さん等である。「・・・・吉野」は「かもめ食堂」に至る荻上監督のデビュー作で、この後の、もたいさんは“太極拳”もシリーズ化され、ずっと軽めになる。 比してとくながさん、(酷だけど)いい役をいただいているのに、浮いている感じは否めず、作品そのものが端から端まで照れてしまうことこの上ない。 今日、つかの間、図書館近くで、堂々の“花ぶり”を見たので、ちょいと挿入。[2008年4月 9日 (水) 記。]

0 件のコメント:
コメントを投稿