2010年2月16日火曜日

Hi-Nology

《1970年2月8日(日)》 先月30日(1970.1.30金)に、日野皓正の「ハイノロジー」を買った。  富沢氏 ( かなり親しくしていた。疎遠している、消息をしりたい ) の家で聴いて良かったからである。  あの時は音響効果のこともあって、全体の調子を把えた印象がある。  ところが、30日に もう一度聴いて アート・ファーマーの「タイム・アンド・プレイス」というアルバムの印象に似ている感じを受けた。  日野の場合は 電化調節 (古い言い方だなー)をしていて、所謂、今日的なのだが、5,6年前のアート・ファーマー的だというのは、聴衆に媚びようとしている そのファッションバンドの姿を如実に現したものかもしれない。  再三、聴くうちに「ライク・マイルス」も「エレクトリック・ズー」「デュープ」「ハイノロジー」も魅力が薄れていく。 と いうより日野のTp.自体が薄っぺらな感じで深みが足りない。  だから調子がよいのはいいのだけれど、リズムに乗るのが軽すぎる。  と言ってもこのアルバムに関しては孤立したメンバーといった感じで、リズム隊がフリージャズを意識してかバラバラでスイング感に欠ける。  菊池雅章が日野皓正クインテットを称して「ファッションバンド」だと言ったのは当を得ている。

0 件のコメント:

コメントを投稿