2010年2月19日金曜日

肩すかし

「・・・・松子(さん)の一生」をみた。肩すかしですね。当初、えらく辛い悲劇ものの映画なのだと思っていた。確実に泣かされるとも準備していた、ら とんでもない、全編劇画タッチの映像処理でほんとに枠を付けたコマ送りを施して、その際どさの濃厚な部分の“のめり込み”を避けて、次なるシーンを用意する早さ、25インチの画面じゃ音響と共にしっかりしたインパクトには向かない、劇場で見なくてはという歯がゆさだった。と言ってもう一度、見たいと言うほどのことはない。 「嫌われ」が相応しくないと率直に思ったので・・・・で、(さん)を加えたのも同様です。昭和40年代から平成への設定で、特別過去の時代へ戻る感傷はないものの、2006年の映画として「暴力」を前面?に出したテーマで、倒れざまがゴミの黒い袋から跳ね返って、ついには花のシーツで抱かれるというのも、最後にスピード感溢れるカメラで荒川べりをなぞるのも、訴求力を増してはいない、「!」、付け足しのようだが、如何か?。 Pic00042 大型スクリーンで麻痺されればレビュー感覚で何とか天国への階段も、許せたものを。  次々に連なる豪華キャストがまばゆい、しかもミュージッシャンの歌声を確かめるに至っては、不可能になってる・・・齢です。(2008年2月20日記)。

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