2011年5月14日土曜日

レール

この頃、人生のレールからはみ出して、その決まったようなルールに乗り切れないような、もどかしさを覚えてきた。どんな人間だって、いくら間口を広げてもその範囲はたかが知れている。ところが、ぼくの周囲はひじょうに狭い。努力すれば、或いは別種の楽しみやら目標を得ることができたかも知れないのに、そのつど拒んできたことが多くある。その殆んどが自分自身のわがままであったかも知れない。だが相手のいない我がままというのは、自分にとって当然なのである。誰かのために呼吸しているわけではなし、他人の作るレールに合わせる必要など全くないのである。(1972年ノート)

0 件のコメント:

コメントを投稿