2011年3月12日土曜日

強烈カバー

ニーノ・ロータとセロニアス・モンク、強烈な個性のカバー・アルバムを持っている。ハル・ウイルナー監修ののそれはカバー集の域を超えた強烈なインパクトを放っている。多彩なメンバーの個性的なアプローチが魅力で、プレイヤーの音が出ているだけで凄い興奮を覚える。
最近、ミンガス集があるのを知り購入した。単に不勉強で忘れていたのかも知れないが、1992年のこのアルバムは、全体に趣を整えていて叙事詩のようなつながりを感じる。コンポーザーの個性の羅列に終わっていない印象。殊に「直立猿人」の咆哮にかぶさるギターの裏にジミ・ヘンの「リトル・ウイング」が聞こえてくるあたりは鳥肌ものだ。
トリビュートものは、企画性で営業そのものの匂いがふんぷんし、顔をそむけたくなる失敗もあると思うが、このハル・ウイルナー盤は貴重なセッションだと認める。 《2009年3月11日、ノート》

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