《2008年3月4日(火)》
サトウサンペイさんのように、サンドラ・ブロックが好きで「クラッシュ」を見た。とんでもない、主役じゃない。だれ一人主役を演じていない。連鎖反応というのだろうか、次から次へと繰り出される人物と家庭とが、辛い事件とか猥雑なトラブルとか煩雑な日常とかで僅かにつながっていく、ドラマだ。無関心で通り抜けてしまう社会の中にふり返ってみると何か、触れてきたもののティストが微かにくちびるに想い出させる、親しみが残る凄い作品だ。字幕を追っていると間違いなく片隅の映像を見逃してしまう。マット・ディモンの検問のシーンとか、女児が背後から撃たれるシーンの母親の絶叫や、鬱を深めてゆくサンドラ・ブロックとか、複数回見なければ、安心できる納得が得られないのではと思う。人種差別とかいう、多民族社会のとかいう、テーマの断片は掴めるが、ここ日本でも現れはじめた主張することが大事のカゲで、沈黙する人、弱い人、ごねる人、悶着する人の力関係をしっかり融和させる、やはりきちんと伝えることの出来る現代社会への・・・・・理想に至る映画なのではと感じた。音楽はマーク・アイシャム、無国籍ワールドミュージックで、時折のヴォーカリーズはピッタリ。後半に挿入された歌が、だれなのか判らないでいるが、しっとりした哀調でエンディングに続く。これもいい。
サトウサンペイさんのように、サンドラ・ブロックが好きで「クラッシュ」を見た。とんでもない、主役じゃない。だれ一人主役を演じていない。連鎖反応というのだろうか、次から次へと繰り出される人物と家庭とが、辛い事件とか猥雑なトラブルとか煩雑な日常とかで僅かにつながっていく、ドラマだ。無関心で通り抜けてしまう社会の中にふり返ってみると何か、触れてきたもののティストが微かにくちびるに想い出させる、親しみが残る凄い作品だ。字幕を追っていると間違いなく片隅の映像を見逃してしまう。マット・ディモンの検問のシーンとか、女児が背後から撃たれるシーンの母親の絶叫や、鬱を深めてゆくサンドラ・ブロックとか、複数回見なければ、安心できる納得が得られないのではと思う。人種差別とかいう、多民族社会のとかいう、テーマの断片は掴めるが、ここ日本でも現れはじめた主張することが大事のカゲで、沈黙する人、弱い人、ごねる人、悶着する人の力関係をしっかり融和させる、やはりきちんと伝えることの出来る現代社会への・・・・・理想に至る映画なのではと感じた。音楽はマーク・アイシャム、無国籍ワールドミュージックで、時折のヴォーカリーズはピッタリ。後半に挿入された歌が、だれなのか判らないでいるが、しっとりした哀調でエンディングに続く。これもいい。

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