いつからか大好きだった故郷のお祭りにも帰らなくなり、ましてお盆や正月の行事にも定期的に帰ることをしなくなった。仕事が休みの取れる職種(?)でないのも影響していたかも知れない。
それでもたまに予定を組んで府中から電車で乗り継ぎ上野駅に着いたときは、あの大きな壁画の待合い広場がむんむんするほど、帰省する人でごったがえしていた。
もちろんホームはかきわけるほどだった。混雑の客車、今は電車に変わったが、僅か1時間半の旅。
今朝のニュースはそんな帰省ラッシュをとらえていた。
墓参することの敬虔な気持ちに乏しくて、祖先にも亡き両親にも(府中当時、母は元気)、そして周りの縁者にも申し訳ないという気概はあっても、60才を越える今でもとくべつ心境の変化はない。いつもどおりの、のんべんだらりんの、夏である。
故郷への1時間半は、のどかでも優雅でもないが、夏旅を思わせる、Azymuth の「 Last Summer in Rio」を聴きながら、 Pat Methenyの「 Last Train Home」で到着する。
《2007年8月10日(金)記》。

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