1966年3月14日(月)
新宿厚生年金ホールにて、MJQ(Modern Jazz quartet)を聴く。
生演奏で聴く場合、コンボは大分迫力に欠けるうらみはある。入場者は満員で人気グループらしく拍手も多く、よいコンサートだった。
MJQを考える場合、ジャズから離れてクラシック的な手法が多くみられ現代音楽とさえ思われる。 ワイルドタッチかと想像していた、ミルト・ジャクソンのマレット裁きには魅了された。 テクニックを披露というより最良の音を探すというジョン・ルイスのピアノは簡潔そのもので美しい。 パーシィ・ヒース、コニー・ケイのリズム隊はポール・デスモンド、ジム・ホールの客演でお馴染みであるし、リズムのはっきりしているコニー・ケイのドラムは好きである。 最初メロディが提示され、殆どミルト・ジャクソンのvibesで奏されて即興になるが、この時に於けるチームワークの良さは抜群である。
最後にメロディを残してフェイドアウトしたりする。 「サマータイム」「バグズグルーブ」「ジャンゴ」と そのすべての演奏が原曲のもつメロディを提示した時、原曲を遙かに超える美しさを作る。 MJQの良さだろう。 「サマータイム」などその好例である。 洗練されたジャズコンボとしてユニークな存在であろう。 ブルーベックQu.と共に不動のチームワーク。 クラシック音楽とさえ思われ、アメリカが生んだ現代音楽と感じ、ジャズそのものとは、又 異なった時点にありそうな気さえした。
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