2012年6月27日水曜日

千載一遇

《1981年6月27日(土)》
望んでいて逆境に導かれるものではない。
殆どが不意打ちを喰らって、ある日突然襲われるものだろう。予期せぬ出来事だから屈辱もあり、狼狽もあり悲惨な気持ちに包われて、深刻になってしまう。
慣性の法則からみれば、いちおうの終焉時にあたっていたか、中間の揺れに位置していたか、それは判らない。
しかし、一方的に甘受しなければ、その逆境は願ってもない千載一遇のチャンスに変ずる可能性を秘めてはいる。
単なる飽きでもなければ、逆境から生きのびる新しさは、自己研鑽の貴重な機会だと言える。
逃避に及ばない限り、視点を代えられるそうした環境には、少しは感謝できるのではなかろうか。まだまだ捨てたものじゃなし、楽しさの生き方など、いっぱいある筈だ。

2012年6月18日月曜日

半そで

《1979年6月18日(月)》
夏、きのうの暑さは、真夏そのものといった感じ。
女性の姿が著しく鮮やかで、ノースリーブだったり、タンクトップだったり、かなり煽情的。また赤、黄、青のみならず、モーヴだったり、ショッキングピンクだったりで、かなり刺激的な衣服の多彩さ。省エネルギールックなんて考えている紳士の感覚が可笑しい。アハハハ・・・・・。
そんな華やいだ、ピチピチした若さの肌が、MUSE入り込んできた途端、中の空気がエアスプレーをかけたように、たじろぎながら揺らいで変化するのがよくわかる。しかし、特別、嬌声をあげてるフリージャズがかかってたり、眼前にデンと看板が横倒しになってたりする仕方なさに、時々申し訳ない気持ちになります。彼女たちのファッションの美的センスなどと比べたら、とてもとても、そぐわないのではなかろうかと、MUSEのアートディレクターをしている自分としては、不均衡美にVサインを送り、ほんのたまに恥じるのです。